なぜ大腸カメラを受けたか?
健康診断で「便潜血」が検出され、さらにお腹の調子が悪い状態がしばらく続いていました。最初はそれほど気にしていなかったのですが、仕事に集中できなかったりと心配になり、クリニックで相談したところ、大腸カメラ検査を勧められました。正直、初めての経験で不安もありましたが、早期発見が大事だということで、勇気を出して検査を受けることにしました。
検査前日の準備
大腸カメラの前日の朝から食事制限がありました。自分で食事を用意することもできますが、僕は大腸検査用の食事を使いました。この食事だと、3食レトルトになっていて、温めるだけで食べられて、あれこれ考える必要がないのでとても便利です。味も普通に美味しいですが、たくさん食べる方には少し物足りないかもしれません。そして21時ごろに下剤を飲んで寝ました。
食事に関して、僕は上のビーフシチューのほうを選びましたが、クリームシチューのタイプもあります。
検査当日の流れ
当日は絶食の状態でクリニックへ向かいました。受付後、待合室とは別の部屋に通され、腸内を空にするための準備を開始しました。指定された薬はスポーツ飲料のような味がするもので、これを水と一緒に少しずつ飲み進めていきます。飲むうちに何度もトイレに行くことになります。最初は濁った便が出ますが、5回目くらいになると透明になり、これで前処置が完了となります。
今回は鎮静剤を使用しての検査を選択しました。前処置が終わった後、検査着に着替え、点滴を受けました。そして検査室に移動し、ベッドに横になって鎮静剤を投与されると、気づいたときにはすでに検査が終了していました。
今回の検査ではポリープの切除も含まれており、検査全体は約1時間程度で終わりました。切除したポリープは組織検査に回され、良性か悪性かを調べることになります。この結果が出るまでには約1週間ほどかかりました。
大腸カメラ検査の感想
検査に関しては、先生や看護師さんが丁寧に説明してくれたおかげで、少し緊張がほぐれました。大腸カメラ自体はまったく痛みも違和感もなく、非常にスムーズに終わりました。鎮静剤を使うかどうかで体感は異なるかもしれませんが、次回も鎮静剤を使う選択をしたいと思います。
検査自体は予想以上に楽でしたが、前処置の段階でトイレに何度も行かなければならないのが辛かったです。組織検査の結果が出るまでの間はドキドキしていましたが、ポリープはがんではなく問題なしとの診断を受け、一安心しました。何より早期発見できたことで大きな安心感があり、定期的な検査の重要性を実感しました。
まとめ
大腸カメラを受ける前はかなり不安でしたが、実際に受けてみると想像していたよりも痛みや違和感がなく、スムーズに終えることができました。この経験を通して、これからは定期的に健康診断に取り入れていこうと思いました。